自分の駒で敵駒を挟んで倒す、はさみ将棋ロールプレイングゲーム
自分のコマを動かして敵のコマを挟みます。敵のコマを挟むと、挟んだコマに対して攻撃をすることが出来ます。挟んだコマの直線上に自分のコマを配置すると、攻撃時に連携攻撃やスキルを発動させることが出来ます。1回のターンでは1つのコマしか動かせません。コマを動かすときに他のコマの上を通過させると、ボード上のコマを進行方向の逆に動かすことが出来ます。味方コマで攻撃して全ての敵コマを倒すとクリアです。
自分の駒を動かして敵の駒を挟んでいく
6×8のボードの上に自分のキャラクターのコマが並んでいます。
自分のコマをドラッグして動かして敵コマを2つのコマで挟むと、挟んだ敵コマに対して攻撃をすることが出来ます。
挟むのは縦方向、横方向、どちらでも結構です。
また挟む敵コマの数がいくつであっても、きちんと挟んでさえいれば挟んだすべての敵コマに対して攻撃ができます。
コマは1回で1つしか動かすことが出来ません。また動かすことが出来る時間は4秒間と決まっています。
コマを動かし始めると左上のタイムゲージが減り始め、これが無くなるとコマは動かすことが出来なくなります。
駒を直線上に配置して連携攻撃やスキルを発動させる
敵コマを挟んで攻撃をするとき、挟んだコマの直線上に味方コマがあると連携攻撃になります。
縦横どちらのコマでも攻撃時にダメージが追加されます。
敵のコマについている数字はターン数です。
このゲームはターン制で行い、コマを1個動かし終わるたびにターンが進みます。敵コマのターン数がゼロになると敵から攻撃を受けます。
キャラクターの中には特殊なスキルを持っているものがあります。敵コマを挟んで攻撃するとき、一定の確率でスキルが発動します。
この「看護師アミ・マリー」には回復スキルがあります。攻撃コマに連携させるとその連携ライン上にいる味コマのHPを回復します。キャラクターには色々なスキルがついています。
駒の種類には3すくみの相性がある
コマにはそれぞれ「剣」「弓」「槍」といった種類があります。そしてコマ同士に3すくみの相性があります。
剣は弓より強く、弓は槍より強く、槍は剣より強くなっています。
相性の良いコマで攻撃をするとより大きなダメージを与えることができます。コマの相性は右上にアイコンで常に表示されています。
味方駒の上を通過させると、駒は進行方向の逆に動く
自分の番ではコマは1個しか動かすことが出来ません。そこでコマを、味方コマの上を通過させるように動かします。
味方コマの上を通過させると、そのコマは動かしているコマの進行方向と逆に移動します。
そのまま動かしているコマを敵コマの横に置けば、1回のコマ移動で敵コマを挟んで攻撃することが出来ます。
進行方向とは逆向きに動くので、このように下から通過させるように動かせばコマは下に移動することになります。
1回で複数のコマを移動させることもできます。
例えばこのような配置のとき、右上のコマをこんなルートで他のコマの上を通過させながら動かします。そして最後は敵コマの1番右に置いて指を離します。
そうすると1度でこのように敵コマ2体に攻撃することが出来ます。直線上にも味方を配置しましたから、攻撃後にHPも回復します。
進行方向の逆に動くので、進入方向を完全なナナメではなく少し修正しながら動かすのがポイントです。
同じコマに対して複数回通過させることもできます。
味方コマは近づいている方が連携ミスが起きにくくなるので、右側のコマを右下のコマにグルングルンと2回通過させたうえで、左のコマ3つの上を通過させ、最後はコマを右側の1番下に配置します。
そうするとこのような配置になり、全てのコマが綺麗に連携します。
敵コマが槍なので、ここでは弓コマで挟んだほうが有利です。そういう場合は左3つのコマを下に下げないように1列外側を通過させて弓コマで挟めばさらにダメージを上げることが出来ます。
他のコマを通過させるとそのコマを逆方向に動かすことが出来ます。
マップ上にある章をクリアしていくとストーリーが進んでいきます。
章の最後にはボス戦が待っています。敵にもいろんなスキルがついてます。
敵はスキルによって直接攻撃をしてくることもあります。
敵コマを長押しすると詳細を確認できるので、攻撃範囲に入っているコマなどは動かして攻撃を避けなければいけません。
また敵の攻撃により味方のコマが動かされてしまうこともあります。
黒い四角いマスはトゲが出ている落とし穴です。この上を通過すると味方コマはダメージを受けてしまいます。
毒や麻痺などの状態異常攻撃もあります。
ダメージを受けてしまうマスを避けながら、味方コマの連携をいかに作っていくことが出来るかが重要になります。
ボード上の敵を全て倒せばクリアです。
1つのチームには6つのキャラクターを入れることが出来ます。キャラクターを入れ替えたり、用途に合わせた複数のチームを編成することもができます。
戦闘を重ねていくとキャラクターは経験値を獲得します。レベルが上がると攻撃力やHP等が上昇したり、スキルを覚えていきます。
また指定数のアイテムを揃えるなどの条件を達成することでキャラクターに複数のジョブを追加できます。ジョブを切り替えることでさらに違ったスキルを付けさせることができます。
味方のコマをうまく動かして連携させながら、敵コマを挟んで倒していきましょう!
ゲームの流れと考えどころ
自分の味方コマで敵コマを挟んで倒していくロールプレイングゲームです。これは面白いですね。遊んだ感じは「ちょっと変わったはさみ将棋・Hnefatafl」といったところですね。
ボード上には自分の6個の駒が並びます。このコマはボード上のどこにでも移動させることが出来ますが
- 1ターンで1個だけしか動かせない
- 動かせる時間が決まっている
という制限があります。
敵コマにはコマで攻撃をするわけですが、挟み将棋のように「敵を挟む」ことが攻撃のトリガーになっています。シミュレーションゲームのように敵コマに隣接させるのではなく、挟むというところが面白いですね。
「挟み将棋」「Hnefatafl」が直線上にしか動かせないのに対し、このテラバトルではコマはボード上のどこにでも自由に動かして置くことが出来ます。自由に置けるので当然挟みやすくはなるのですが、敵の数も強さもどんどんとあがっていくので、1体ずつ倒していてはとてもではありませんが対処できません。
そこでコマによる連携攻撃をすることになります。
挟んだコマの直線上に味方コマを配置すると攻撃がコンボします。1つのコマに複数のコマの攻撃力が上乗せされるのです。一緒に魔法や回復などのスキルも発動するので、より強力な攻撃、回復が1回のターンでできるようになります。
上で攻撃のトリガーと書きましたが、いかにトリガーのコマに残り4つのコマをくっつけて発動させるかというのがカギです。
相手のターンでは敵も移動しますし、こちらの陣形を崩す攻撃もあります。崩れたら、そのつどコマを移動させ自分の有利な形に作り変えていきます。どちらかというと攻撃をするというより、臨機応変にフォーメーションの形を作り直していく感じです。
ボード上にある自分のコマ、敵コマの配置をじっくりと眺めて、どのようなルートでコマを動かして最高の陣形に並び替えていくか。
実際、最初のうちは普通に動かして挟めば勝っていくことが出来ます。しかし中盤からは、ボードのトラップや状態異常も出てきますし、ボス戦などはちゃんと戦略を練って動かさないとまず勝てません。
シンプルなルールでしたが、とにかく陣形を考えて動かすのがとても面白かったです。
グラフィック・操作性・ゲームモード
グラフィック、BGMはとても素晴らしいですね。特にBGMがとても良いです。今はストーリーを順次クリアしていくモードしかありませんが、将来的には対戦モードとかも追加されるようです。
キャラクターなどにはレアリティが設定されていて、キャラクターは経験値を得て強くなっていきます。よくあるような、他の不要キャラクターを合成させて強くする、という方法がありません。キャラクターを育てるには戦闘を重ねるしかなく、非常に根気がいります。
またクリアできなくなって進めなくなったということは、単純にキャラクターのレベルが足りないということです。クリアするためには他の場所でレベルを上げなければいけません。
このへんはまさしくロールプレイングゲームといってもいいですね。他のソーシャルのゲームとはちょっと違う印象を受けます。
難点
戦闘に結構時間がかかります。1章ずつに含まれるステージも多く、クリアするとそこそこグッタリします。チームのキャラクターが固まるのでプレイが単調になりがちです。
戦略だけではなく実際に一筆書きのようにコマを動かすため、時間制限や操作によるミスが起きます。
鶴翼の陣とか魚鱗の陣とか、コマの陣形で防御力が上昇するとかなにか効果があったら面白かったかなと思います。プッシュとかノックバックとか、そういったスキルも欲しかったですね。
攻略・データなどは下のWikiにほぼ網羅されています。
-
テラバトル攻略Wiki
はさみ将棋のように、敵駒を挟んで倒していくロールプレイングゲームです。
- ロールプレイングゲーム / ストラテジー / 対戦思考ゲーム / オンラインゲーム
- 価格 / ¥無料
- カテゴリ / ゲーム
- バージョン / 1.1.1
- 開発 / MISTWALKER CORPORATION
- iOS 6.0 以降。iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad、およびiPod touch 対応。 この App は iPhone 5 に最適化されています。
テラバトル